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コラム:【第11回】屋根、外壁、外構について|住宅購入ガイド

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コラム 住宅に関わる“知っ得”情報
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【第11回】屋根、外壁、外構について
屋根は、丈夫で長持ち、雨漏りしないことが基本です。一般に多く使用されている材料は大きく分けて3種類で、粘土系(日本瓦、洋瓦など)、スレート系(天然スレート、彩色スレート〈通称カラーベスト〉など)、金属系(鋼板、アルミ板、ステンレス板、他)です。
耐久性は一般に、瓦葺き20〜30年、カラーベスト15〜30年、金属系15〜30年と言われています。特に金属板は、材質により耐久性の違いが大きく、その他の材料も環境条件や屋根の形状、メンテナンスなどにより大きく変わります。屋根の形状は、複雑な形を避けて単純にすることが、工事もしやすく経済的で、雨漏り防止に有効です。
外壁は、風雨や火災など外部からの災害を防ぐ役割があります。材料は一般に、サイディング(窯業系、金属系、木質系)、塗り壁(モルタル、漆喰、珪藻土など)、吹き付け材料などが多く使用されています。窯業系サイディングは、色柄や模様が豊富で、厚みもいろいろです。
金属系は、断熱材付きのものもあり軽量なのが特徴です。木質系は、一般に防火等の制限のある場所では使用できないので注意が必要です。塗り壁は、混合材やコテ、ローラーなど、仕上げ方法によって様々な表情や質感が得られるのが特徴です。使用する材料や色、質感などにより建物の印象が変わるので、選定に際しては、性能、価格、好みなどを考え、暮らしと室内の雰囲気と合わせ、建物全体の調和を考えて選びましょう。
外構は、門扉やフェンス、玄関廻り、庭、車庫など、建物以外の外部廻りの総称をいいます。
建物全体の雰囲気をつくり、住まいの印象を左右する大切な部分といえるでしょう。
住まいづくりを進める中では、予算的なこともあり、とかく後回しにされがちですが、単独で考えるものではありません。住まいは、敷地や建物、外構を含めて、全体的に調和して美しい建物となります。間取りや外観を考える際に、室内での暮らしと共に外部や近隣との関わりを含めて一緒に考えることが大切です。
建物や外構は、個人の所有でありながら地域環境の一部となり、まちの景観を形成する社会的な資産でもあります。住む人の暮らしやすさとともに、道行く人にとっても気持のよい雰囲気となるように配慮や工夫をしたいものです。
執筆:一級建築士 大竹司人
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