毎日の暮らしに、もっと香りを!アロマセラピー

アロマセラピーで、花粉症対策

 俳句に「春塵(しゅんじん)」という季語があるように、春先には風が吹く日が多く、花粉にアレルギーを持つ方にはつらい季節です。
あまりにひどい症状は医師に相談したほうがいいと思いますが、「病院に行くほどではないけれど、不快な症状が続く」「体調がすぐれなくて気分が憂鬱」という方におすすめしたいのが、アロマセラピーです。

アロマセラピーとは

 植物が持つ特有の香りには、さまざまな働きがあります。その力を借りて、心や身体のバランスを整え、トラブルから穏やかに回復させ、 健康増進や美容に役立てる自然療法です。
アロマセラピーは医療面での研究も進んでいて、薬効も明らかになっていますが、私は「病気を治す」というよりも「病気にならないように、その日の不調をその都度調整する」ために行うものだと考えています。心身のバランスを整えることで、身体が本来持っている自己治癒力を高めていくのです。

心と身体を同時にケアできるのが、アロマセラピーの魅力

 心と身体は分けて考えることはできません。身体の不調が続けば心が塞いできますし、気持ちが萎えていると身体の不調を起こしやすくなります。ですから心と身体は一緒にケアされなくてはなりません。アロマセラピーは心と身体にすばらしい香りを届けることでその両面に穏やかにアプローチし、健やかなバランスを整えてくれます。
アロマセラピーにはさまざまな方法がありますが、大きく以下の5つに分けられます。

嗅ぐ
 アロマセラピーの基本中の基本。アロマキャンドルやお香を焚いたり、精油をティッシュやマグカップに落としたり、練り香、芳香浴スプレーなどの方法があります。
温める
 温湿布、顔に蒸気をあてるフェイシャルスチーム、蒸気吸入、目の上に温めた布を置くアイピロー、湯たんぽなどで、温めながら香りを楽しむ方法です。
浸す
 全身浴や手浴、足浴など、お湯を使って体を温めつつ、精油の香りを楽しむ方法です。その後に軽いマッサージなどを加えると、さらに効果的です。
揉む
 精油は鼻からだけでなく、皮膚を通しても体内に吸収されますので、マッサージや指圧の時に使用してもよい効果が得られます。
作る
 精油に重曹やクエン酸、グリセリンなど、薬局で手に入りやすい材料で、入浴剤やスキンケア化粧品など、さまざまなものを作ることができます。

花粉症でつらい時には…

ユーカリ、ティートリー、ペパーミントなどの精油がおすすめです

 穏やかな刺激と爽やかな香りで呼吸器を守るユーカリ、免疫力を高め荒れた粘膜を穏やかに癒すティートリー、鼻の粘膜を心地よく刺激して通りをよくするペパーミントなどがよいでしょう。精油を塗付する場合は薄めて使用する必要がありますが、ティートリーは安全性が高く、原液でも使えるので、アロマセラピー初心者におすすめです。

鼻やのどが不快な時…

スプレー
使用する主な精油:
ユーカリ

 呼気に湿気を持たせることで呼吸器の粘膜を保護しましょう。手作りのユーカリスプレーをマスクの内側に2~3回吹きかけるだけ。鼻づまりなどが楽になりますよ。また花粉は軽いため、水分を含むと飛び散りにくくなります。室内にスプレーすることで、加湿にも役立ちます。

<ユーカリのスプレーの作り方>
スプレー容器に無水エタノール(薬局で、500ml千円前後で売っています)5mlとユーカリの精油6滴を入れ、水25mlを加えます。

手浴
使用する主な精油:
ティートリー
ジュニバーベリー

 免疫を高める働きのあるティートリーは、花粉症のケアに人気があります。洗面器に手首まで浸かる量の温かいお湯をはり、ティートリーの精油2滴、ジュニバーベリーの精油1滴を落として手を温めます。口や鼻を近づけて蒸気を吸うようにすると、花粉で荒れた粘膜が潤い、症状が楽になっていきます。

イラスト) 手浴
温湿布
使用する主な精油:
ペパーミント
サンダルウッド

 ペパーミントには鼻の通りをよくする働きが、サンダルウッドには呼吸を楽にする効果があるといわれています。洗面器に熱いお湯をはり、ペパーミントの精油1滴、サンダルウッドの精油1滴を落として軽く混ぜます。その中に短冊状に折ったタオルを浸して絞り、口と鼻を覆うようにして熱々の蒸気を吸いこみましょう。

イラスト) 温湿布
マグカップで蒸気吸入
使用する主な精油:
ペパーミント
レモン

 マグカップにペパーミントの精油1滴(強めの刺激がお好みの方は2滴)、レモンの精油1滴を落とし、熱いお湯を注いで鼻から蒸気を吸い込みます。この時、精油成分の刺激を防ぐために、目と口を必ず閉じてください。

イラスト) マグカップで蒸気吸入

目が痒い時…

冷湿布
使用する主な精油:
ラベンダー

 目の痒みはアレルギー反応で起きた炎症ですので、こすると余計にひどくなります。そんな時は痒みを抑えるといわれるラベンダーの精油がおすすめ。洗面器に冷水をはり、ラベンダーの精油を3滴落としてタオルを浸して絞り、まぶたの上をそっと押すように乗せましょう。

イラスト) 冷湿布

頭がぼんやりする時…

頭皮マッサージ
使用する主な精油:
ティートリー

 爽やかな香りで精神的活性を促すティートリーがおすすめ。精油1滴を指先にとり、左右のこめかみにやさしく擦り込みます。次に両手を開き、5本の指の腹で頭皮を動かすようなイメージで、頭全体をマッサージしましょう。

イラスト) 頭皮マッサージ

アロマセラピーで注意すべき点は

 アロマセラピーでは、花やハーブなどの植物を高濃度に抽出した香りの液体・精油を使用します。精油は原液のまま体につけたり、飲んだりすると危険を生じる場合があります。塗付する場合は1%以下の濃度に薄めて使用してください。マッサージオイルを例にすると、ベースオイル小さじ1杯(5ml)に対し、精油1滴(0.05ml)となります。体調がよくない時は、さらに半分程度にしてください。
また妊娠中は香りに反応しやすくなりますので、柑橘系など、普段の生活の中でなじみがあるものを選びましょう。グレープフルーツ、オレンジ、レモン、ベルガモットなどの香りは妊娠初期にも使えます。

 
堀岡幸恵先生

お聞きした人

堀岡幸恵先生

「アロマセラピールーム林泉」 オーナーセラピスト

AEAJ認定アロマセラピスト・インストラクター
著書「アロマ生活365日―20種類の精油を使って季節のトラブルに役立つアロマセラピーのレシピができる本」(BABジャパン)

 

商品情報

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