中央ろうきん社会貢献基金 助成事業のあゆみ
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“カナエルチカラ”へ〈中央ろうきん〉はこれからも市民団体とともにより良い社会づくりを目指します。 〈中央ろうきん〉は、働く仲間を応援する非営利・協同組織の福祉金融機関です。「勤労者の生活を守り向上させる」という使命のもと、働く人を取り巻く社会的課題の解決と、人々が喜びをもって共生できる社会の実現に寄与することを目的としています。 2002年より「中央ろうきん助成プログラム 個性が輝く“ひと・まち・くらし” づくり」を開始し、ボランティアグループや市民団体による新しい活動の芽を応援してきました。また、2014年からは「中央ろうきん若者応援ファンド」を開始し、社会的な不利や困難を抱える若者の自立就労支援に取り組む市民活動を応援してきました。 2019年に2つの助成制度を統合再編し、新たに「中央ろうきん助成制度“カナエルチカラ” ~生きるたのしみ、働くよろこび~」を開始しました。本制度の名称“カナエルチカラ” は、中央ろうきん職員からの応募により決まりました。本制度がさまざまな団体・人の想いを叶える力となりますように…との願いが込められています。 誰もが生きるたのしみと、働くよろこびを享受できる地域社会の創造に向けて、関東エリア1都7 県で、生活者・労働者の視点に立ち、参加や協力をベースとした新たな自主事業の開発と創造に取り組む市民団体を応援します。 ろうきんは、働く仲間がつくった福祉金融機関です目的ろうきんの基本姿勢 ろうきんは、労働組合や生活協同組合などの働く仲間が、お互いを助け合うために資金を出し合ってつくった協同組織の金融機関です。 ろうきんは働く人たちの暮らしを支え、快適で過ごしやすい社会づくりに寄与することを目的としています。 ろうきんは、非営利・公平・民主的な運営の金融機関です運営 ろうきんは、労働金庫法に基づいて、営利を目的とせず、公平・民主的に運営されています。 ろうきん独自の運営に共感する人たちの輪が、働く人の団体・市民の参加を得て、全国で1,100万人の人たちに広がっています。 ろうきんは、生活者本位の金融機関です事業 ろうきんの業務内容は、預金・融資・各種サービスなど、一般の金融機関とほとんど変わりません。しかし、ろうきんでは資金の運用が、生活者本位に行われているのが特長です。 働く人たちからお預かりした資金は、住宅・マイカー・教育資金など、働く人たちの生活を守り、より豊かにするために役立てられています。30中央ろうきん社会貢献基金助成事業のあゆみ−

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