キャッシュカード詐欺盗(さぎとう)
警察官や銀行協会職員等を名乗り、「あなたの口座が悪用されている」などといった電話がかかってきたら要注意です。
主な手口
例えば、こんな電話があったら要注意!
銀行協会のものです。あなたのキャッシュカード(銀行口座)が不正に利用されているようです。キャッシュカードを確認したいので、ご自宅に伺ってもよろしいでしょうか?
◯◯警察署のものです。詐欺グループの犯人を捕まえたら、あなた名義のキャッシュカードが偽造されていました。警察官を自宅に向かわせるので、指示に従ってください。
◯◯百貨店のものです。お客様のクレジットカードを使って商品を購入された方がいます。お心当たりがない場合、このままだと、キャッシュカードも悪用される可能性があります。
このような電話があったら、詐欺を疑ってください!
キャッシュカードをだまし取られ、口座から不正に現金を引き出す被害が発生しています。
手口1
銀行協会職員等を装った嘘の電話がかかってきます。
電話での説明後、「キャッシュカードの確認に行く」などの名目で銀行協会職員等になりすました犯人が自宅を訪れ、被害者が目を離している隙に、偽のカードと本物のカードをすり替え※、口座から現金を引き出してしまいます。銀行協会等の職員が暗証番号を聞くことはありませんので注意しましょう。
手口2
警察官を名乗った嘘の電話がかかってきます。
犯人は、電話で「詐欺グループ」や「カードが偽造されている」等の言葉で被害者の不安をあおります。その後、「今から警察官を向かわせる」等と言い、被害者を安心させます。犯人は偽のカードと本物のカードをすり替える※と、「1週間後か10日後にまたくる」等と言いますが、その間に現金が引き出されてしまいます。不安をあおられたり、脅された場合はすぐに警察に相談しましょう。
手口3
クレジットカードの悪用等を偽った電話がかかってきます。
百貨店販売員等を装った犯人から「クレジットカードが悪用されている。個人情報が盗まれているかもしれないので、銀行のキャッシュカードも悪用される可能性がある」という嘘の電話がかかってきます。そこで教えられた嘘の連絡先へ問い合わせると、「新しくキャッシュカードを作り直すため、自宅に取りに行く」などと言われます。そして自宅を訪れた犯人にキャッシュカードを騙し取られ、口座から現金を引き出されてしまいます。訪問者には、キャッシュカードや通帳を渡さないようにしましょう。
- すり替えの代表的な手口には、犯人が持参した封筒にキャッシュカードを入れたうえで、割印をするよう指示がされ、被害者が印鑑を取りにその場を離れた隙に、犯人があらかじめ用意しておいたトランプ等が入った偽物の封筒とすり替え、被害者が気づかないうちにキャッシュカードを盗み取る手口があります。
手口紹介動画「キャッシュカードを狙った詐欺」編
警視庁特殊詐欺対策ページより
対策のポイント
- 個人情報や暗証番号は教えないようにしましょう。
- キャッシュカード・通帳は他人に渡さないでください。
- 迷惑電話防止機器を利用しましょう。
- おかしいな…と思ったらすぐに家族へ相談しましょう。
〈中央ろうきん〉の
偽造・盗難キャッシュカードによる
不正な払戻しへの対応について
- 偽造・盗難キャッシュカードによる不正な払戻しによる被害を未然に防止するため、以下の対策を行っています。
- ICカード(磁気ストライプ併用)の導入
- 異常取引検知システムによるモニタリングの実施
- ATMへの「覗き見防止フィルム」の貼付および「後方確認ミラー」の設置
- 類推されやすい暗証番号の危険性に関するご案内 等
- 偽造・盗難キャッシュカード被害に遭われたお客様について、当金庫においてお客様に責任がないと判断した場合には、被害の全額を補償させていただきます。
- 補償の対象外となりうる「重大な過失」や補償の減額対象となりうる「過失」についてはこちらへ。
キャッシュカードの偽造・盗難に関するお問い合わせ窓口
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