中央ろうきん助成制度|生きるたのしみ、働くよろこび カナエルチカラ

選考結果
2020年助成の選考について

本選考所感

労働者福祉東部ブロック協議会 会長 小林 直哉

≪プロフィール≫
1979年、ボッシュ(株)に入社後、組合活動に参画。JAM北関東執行委員長を経て、2011年より6年間連合埼玉会長、2012年より埼玉県労働者福祉協議会理事長。現在は東部ブロック労福協会長、中央労福協副会長。生活困窮者自立支援や奨学金問題をはじめとした労働者福祉運動に取り組む。

欲望の奪い合いから 幸福の分かち合いへ

 忘年会が続いた昨年12月某日、中央労働金庫から分厚いファイルが届きました。かねて選考委員に就いた助成制度“カナエルチカラ”の選考資料でした。そのボリュームに圧倒され、一瞬すべてを読み込むことができるか自信を失いかけたのを覚えています。
 しかし、ページを繰っていくにつれ、都県選考から選出された団体のそれぞれの活動に一気に引き込まれました。格差や貧困が拡大する現在、残念ながら困っている人たちが「助けて」と言い出せない社会になっています。そんな中、引きこもり問題や認知症支援、外国にルーツを持つ若者の学習・就労支援など山積する課題に、限られた人員とギリギリの予算で果敢に取り組む多くの皆さんに、改めて敬意を表します。
 欲望を奪い合う社会ではなく、幸福を分かち合える社会を目指すすべての団体に改めてエールを送りたいと思います。

法政大学現代福祉学部 教授 眞保 智子

≪プロフィール≫
2014年から法政大学現代福祉学部教授。博士(経済学)、精神保健福祉士。障害者雇用とキャリアデザイン、休職者の職場復帰に関する従業員支援プログラム、職業リハビリテーション、若年者就労支援とキャリアデザイン等を研究。近著に『改訂版 障害者雇用の実務と就労支援~「合理的配慮」のアプローチ』(株式会社日本法令 2019年)。

小さなシーズに光を

 地域で生きること、元気に働くこと、こうした「当たり前」が困難になってきている現実を申請者の取組みを拝見してあらためて実感するとともに、地域の第一戦でそれぞれの専門性とフィールドをいかし、複雑さを増している地域課題に向き合われ問題解決を目指されている皆様に敬意を表したいと思います。
 NPO法人等はその組織そのものが何らかの社会課題の解決を目指す組織ですが、こうした助成制度に応募されることを契機として、組織運営やその組織が遂行している業務を客観的に見直すことができることがそのメリットの一つであると思います。
 地域の中で必要だけれども制度や行政の支援の届きにくい活動をされ、存在感がある団体が自らの活動やそこから周囲が得られた効用を上手に表現できるように、選考結果リーフレットに記載されている地域の協力団体に相談してみるのもよいでしょう。この助成制度を通じて地域の小さなシーズが力強く芽吹く光を得られたらと願っております。

関内イノベーションイニシアティブ株式会社 代表取締役 治田 友香

≪プロフィール≫
マンションデベロッパー、NPO支援組織、起業家支援財団を経て、2013年6月から現職。
「想いを行動する力に変えて、街を育てる」をコンセプトに、地域の課題に取り組む人やそれを応援する人を育てるための、さまざまなソリューションの提供を通じて、次の時代の街・社会の未来を担うエコシステムの形成を目指している。

働く、生きるを、NPOの活動現場から思い切った視点で定義してみよう

 この助成制度において、労働金庫との協働や連携などの掛合わせによる可能性を拡げようとする<中央ろうきん>の姿勢が示されたことが素晴らしいと感じました。「~生きるたのしみ、働くよろこび~」というテーマに対し、どんな提案があがってくるのかとワクワクして審査に臨みました。
 今回寄せられた提案は、それぞれがたいへん魅力的であったけれど、広く理解者を得ようとする向きが弱かったという印象を持ちました。新規事業への支援であるので、これまでの事業とどこが違うのか、どうしてその事業に取り組むのか、自らがその事業ができる理由を明確にしていくともっと良い内容になると思いました。時に他の活動団体の活動から学びつつ、ここは負けないぞというポイントを意識することも大事なことです。
 働く価値観が大きく揺らいでいる時代でもあります。地域性も踏まえながら、「次の働く」を実現するための手法をユニークなNPOの現場から切り込んでください。応援しています。

特定非営利活動法人 ほっとプラス 代表理事 藤田 孝典

≪プロフィール≫
1982年生まれ。埼玉県在住の社会福祉士。首都圏で生活困窮者支援を行うソーシャルワーカー。生活保護や生活困窮者支援の在り方に関する活動と提言を行う。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学客員准教授(公的扶助論・相談援助技術論など)。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。厚生労働省社会保障審議会特別部会委員。著書に『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』(朝日新聞出版 2015)などがある。

時代や社会情勢の変化に応じた先駆的な実践の選考

 地域ごとに有意義な市民活動を展開されている団体が多く、選考に苦しみました。選考の際には、現代の社会的課題に新しい視点から有効な取組みか否か、という基準で評価いたしました。
 昨今は貧困や社会的孤立、進行する超高齢化と少子化、空き家など地域資源の荒廃、社会的排除や差別、気候変動や環境問題など、様々な社会問題が指摘されています。
 SDGs(持続可能な開発目標)への転換が国連や政府でも語られて久しいですが、市民レベルでも、各地域に根ざして具体的な取組みを進めていく時代になっています。
 助成対象となった各団体では、このような主旨に基づき、ユニークな活動を展開して、私たちの想いを具体的な形にして進めてくださるだろうと期待をしています。
 各活動によって市民、労働者が少しでも苦しみや辛さ、生きにくさを緩和し、各社会的課題が縮小していくことを望みます。これらの活動を模範として、次世代の社会活動が活性化して欲しいと思います。

中央労働金庫総合企画部(CSR)担当部長 有竹 丈司

≪プロフィール≫
昭和41年神奈川県生まれ。地方銀行勤務後、東京労働金庫入庫。都内4店舗勤務後、平成19年から5年間、中央労働金庫営業統括部で多重債務関連業務に従事。支店長を2店舗勤務後現職。現在は教育機関(高校、大学)や企業・労組のセミナー(新入組合員、年齢別組合員、職場委員会等)で消費者問題などについての講師を務める。消費生活コンサルタント、宅地建物取扱主任者、貸金業務取扱主任者、クレジット債権管理士。

 本選考にあたって、私以外はこの道の専門家の方なので、私はあくまで労働金庫の職員の立場で、また純粋な感覚で選考をいたしました。
 我々、労働金庫は勤労者の手で創設された金融機関なので、当然、「はたらく」事をキーワードに、この団体を助成する事でいかに「<ろうきん>らしい」働く事に寄与する助成になっているかを主眼に選考しました。我々の助成から、色々な立場や状況の人々がいかに自立し、働く喜びを享受し、さらに将来、<ろうきん>をご利用いただける事になるか、この助成から一つのストーリーが出来上がることを想像しながら選考してきました。
 <ろうきん>は、昭和50年代から「サラ金問題」に唯一取り組んできた金融機関で、近年も高金利の他行他社ローンの借換え運動を実施しています。社会問題化している依存症問題(ギャンブル、買い物依存症等)など<ろうきん>の本業により近い分野に取り組む団体を積極的に応援するほか、SDGs(持続可能な開発目標)の観点から、環境問題などの重要なテーマも考慮して選考しました。今後も地域で草の根の取組みを行っている市民活動団体等にも助成を継続して行っていきたいと思っています。
 最後に、本助成制度が、より多くの市民活動団体の皆さまをはじめ、<ろうきん>のステークホルダー(組合員、職員等)へもより広く認知されるよう、「知っていただける」活動にも注力していきたいと思います。

都県選考所感

茨城地区

<中央ろうきん>会員団体

 少子高齢化から環境保全といった内容の募集が多くあり、まさに現代の課題に合った取組みが多数あると感じました。更に子育てや障がい者への「~生きるよろこび、働くたのしみ~」を伝える事業企画等、市民活動ならではの取組みに、都県選考委員として関わる機会をいただき、感謝いたします。
 今回、助成対象となった団体の皆さまには、活動の達成に向けて前進していただきたいこと、また、助成対象とならなかった団体の皆さまにも活動を継続されることを期待しております。
 最後に、助成制度の取組みが今後も継続し、更に広がりますように、<中央ろうきん>の会員団体等に伝えていきたいと思います。

地域NPO支援組織

 分野を限定していない本助成制度らしく、多様な活動の申請がありました。今後申請を検討される皆さまには、地域住民や組織を巻き込む具体的な工夫を求めたいと思います。市民活動は借りもの「共創」です。本助成制度を通じた様々なコラボが誘発されることを期待します。また、<中央ろうきん>は、働く仲間を応援する非営利・協同組織の福祉金融機関ですから、労働組合等の活動領域と重なるような、連携提案があるとさらに良いのではと思います。
 助成金は、制度の対象とならない/なりにくい方々を支えるための、とても力になる応援資金です。選考する側を驚かすような、ユニークな提案を今後も期待します。

<中央ろうきん>茨城県本部

 本助成制度の選考を通じて、様々な視点で「地域活性化」や「社会貢献」を考えている団体が存在することを再認識しました。また、選考委員会は、様々な立場の選考委員が集り行われましたが、それぞれの見地からなる多様な意見が交わされ、活発な選考が行えたと思います。
 ご応募いただいた団体に共通して言えることは、各団体の目的については全て共感できたことです。応募書類に記載のあった計画を実行し、皆さまの目的が遂行されるよう陰ながら応援いたします。

栃木地区

<中央ろうきん>会員団体

 本助成制度の選考を通じて感じた事は、私の認識していた以上に、応募団体の方々が、障がいや難病などを原因とし、働くことに困難のある人たちに向き合う活動が行われているということです。また、選考委員会において、各選考委員のご意見を伺う中で、本助成制度の必要性がより感じられたほか、助成後、応募事業が計画通りに実施されているかを確認していくことが非常に大切だと思いました。
 応募団体の方々にお伝えしたい事として、活動計画をもう少し詳細に示していただきたいということです。そして、今後も、障がいや難病などを原因とし働くことに困難のある人たちが、応募事業によりスキルアップし、「~生きるたのしみ、働くよろこび~」を感じることができるようご尽力いただきたいと思います。

地域NPO支援組織

 様々な背景を持つ選考委員の方々との審議を通じて、拝見するのは同じ応募書類であっても捉え方は様々であり、しかしながら、それが不快なものではなく、まさに多様な視点で選考が進んでいくことに、本助成制度の醍醐味を感じたところです。
 市民活動にありがちな「来て、見ればわかる」という姿勢から、「限られた紙幅の中で読み手がわかるように伝える」という姿勢へのちょっとした転換が、助成金獲得はもとより課題解決の活動や組織運営を一歩前に進めるきっかけになるかもしれません。

<中央ろうきん>栃木県本部

 応募いただいた団体の事業内容を拝見し、これまでも様々な事業を先駆的に行ってきた団体であっても、更なる新しい事業を考え、実行していくことの難しさを感じました。様々な課題に対し真摯に向き合い、自らが資金を調達しながらの社会貢献を行っていくことに、頭が下がる思いです。
 本助成制度が、わずかではありますが、その活動に活かされることを誇りに思いますし、より多くの方々に知っていただくことを強く望みます。
 最後に、ご応募いただいた全ての団体の更なる発展とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

群馬地区

<中央ろうきん>会員団体

 労働運動、または職場の声の観点から選考いたしました。応募された団体は地域や女性、高齢者などへの支援を目的に活動されており、その思いに一長一短ある中での選考は大変難しく難航しました。また、選考委員会による審議の中では、他の選考委員の方々の多角的なご意見に気づかされることが多くありました。
 選考を終えて、気づきを得られる本当に貴重な機会であったことに感謝しています。助成の対象となった団体には、ぜひ本助成制度を最大限に活用していただき、地域や社会への貢献とともに、想いあふれる優しい社会づくりにご尽力いただければ幸いです。

地域NPO支援組織

 都県選考にあたり、担当地域での様々な課題解決への可能性を目の当たりにしました。事業を行うことで協力者のネットワークが形成され、地域活性化を期待することができる内容かを重視し、選考いたしました。
 応募にあたっては記入漏れがないか、必要な書式が揃っているか等基本的な提出書類の確認をお願いいたします。事業終了後の見通しも含め、中長期的な視点を取り入れて事業計画を作成されるとよいでしょう。将来性の見える事業内容は選考のポイントになります。

<中央ろうきん>群馬県本部

 都県選考のなかで、今回ご応募いただいた団体が課題として捉えている内容は、日本社会が抱える課題の縮図であることが見えてきました。同じ地域にいながら、それら課題の認識がなかった自分自身を恥ずかしく思いますし、行政や民間企業が対応できない課題へ、熱い思いを持ってその解決に取り組む姿に感銘を受けました。
 文言や対象者は異なるかもしれませんが、人の「幸せ」を目指すという点では、<中央ろうきん>も同じです。共に人の幸せと地域の発展を目指すとともに、今後、ご応募いただいた団体の活動がますます発展していくことを祈念申し上げます。

埼玉地区

<中央ろうきん>会員団体

 人を育む、住みよい街を創る、多様な生き方を尊重し合う、それぞれの地域で活動の喜びと誇りをもった人間味ゆたかで個性が輝く応募の数々でした。
 応募内容を拝見し、既に他で取り組まれているようなテーマが多く、オリジナリティの不足を感じたと同時に、団体の個性と地域性を活かした独自性の高い活動による役割発揮、解決したい課題をご自身たちの地域で取り組むことの意味、誰にスポットをあてるのか、それが地域の「~生きるたのしみ、働くよろこび~」にどうつながり発展していくのかをじっくりと検討し、活動を組み立ててほしいと感じました。

地域NPO支援組織

 埼玉地区において、もっと多くの応募があってほしかったというのが第一の感想です。
 応募内容を拝見すると、活動範囲が市町村単位の事業が多く、まさに草の根の活動提案でした。また、これまでの自団体の活動の継続的な意味合いが強い傾向があったと思います。その中で、上位に選出されたのは、やはり新規性のある応募内容でした。本助成制度は、毎年の応募・選考はありますが、最長3年の継続助成の仕組みをもつ制度なので、次回は、社会的課題にチャレンジする新しい事業でのご応募を期待したいです。

<中央ろうきん>埼玉県本部

 本助成制度に埼玉県内からも多数のご応募をいただきました。今回、選考委員として選考に携わりましたが、書類選考および選考委員会での審議を通して、改めてご応募いただいた団体の皆さまが、社会が抱える様々な課題の解決に向けて、熱意を持って活動されていることを実感しました。
 本助成制度では、金銭的な支援だけでなく、活動の周知の面でもお役に立てるのではないかと考えます。皆さまの活動が本助成制度“カナエルチカラ”をきっかけにさらに発展していくことを期待しています。

千葉地区

<中央ろうきん>会員団体

 まずもって、最終的に助成の対象となった皆さま、おめでとうございます。また、本助成制度の趣旨に賛同され、熱心に応募書類を作成いただいた全ての団体の皆さま、お疲れ様でした。
 地域における共助の取組みや労働者自主福祉運動等の担い手としての立場から、選考に取り組みました。多様な側面から事業への期待評価を行いましたが、とりわけ、自主性や先駆性に富んだ事業に対して、選考委員の議論が尽きなかったことが強く印象に残っています。
 今回、応募いただいたすべての団体が、事業目標を達成されることを祈念申し上げます。

地域NPO支援組織

 団体からの応募書類をもとに、各選考委員が採点した結果を持ち寄り、選考委員会という協議する場を持てたことで、より、精度の高い選考ができたと思われます。
 団体からの提案は、それぞれの視点で社会的課題に対応するもので、いずれも共感できる内容でした。本選考への選出可否についての判断は、本助成制度の視点の一つ、「新たな事業の立ち上げ支援」に沿っているかどうかによるところが大きかったように思います。採否に関わらず、事業を継続、拡充されることを期待します。

<中央ろうきん>千葉県本部

 千葉地区では9団体からの応募があり、選考委員会での審議が行われました。選考委員それぞれの立場・知見から意見が交わされ、自分自身に無かった新たな視点を学ぶことができたほか、各応募団体が地域に根差した様々な活動を行っていることを実感できました。
 本助成制度が、<中央ろうきん>が実施している社会貢献活動の一つとして、これからも多くの団体に知っていただくための活動を展開してまいります。

東京地区

<中央ろうきん>会員団体

 今年度助成制度が新しく生まれ変わり、選考に対する緊張と不安の中、会員代表枠で初めて臨ませていただきました。
 他の選考委員の方々のお力添えをいただき、労働者観点で各団体の応募内容を拝見し、様々な課題を解消するための事業に改めて感銘を受け、非常に難しい選考でした。
 働く側面と、それを支える生活の側面という大きな範囲の中で、諸課題に立ち向かい、ひとりでも多くの方々を救いたいという想いと、事業を計画し実行していく行動力が垣間見え、選考する上でもひしひしと感じ取れました。
 選考結果もさることながら、各団体の今後の発展をご祈念いたします。

地域NPO支援組織

 多様化・深刻化する社会や地域の課題に対して、専門性を活かしたり、丁寧な取組みが企画されたりしている応募内容があり、このような課題に関するご相談を本センターでも多数受けていることから、興味深く拝見しました。
 一方で、同じ悩みを持つ方や課題に関心を持つ方、同じ地域に暮らす方など、誰もが立ち寄れたり、話したり、活動したりすることができる場づくりへの取組みも広がっていることを感じました。新規事業にチャレンジする団体にとって、本助成が良いきっかけとなることを願っています。

<中央ろうきん>東京都本部

 東京地区は16の団体からご応募をいただき、団体の皆さまの活動に対する思いを応募書類それぞれから感じることができました。また、「地域」・「高齢者」・「子育て」などに関連する様々な社会的課題に対し、前向きに取り組まれている様子が伺え、選考は非常に難しいものでした。選考委員会での審議は、新たな発見があったほか、本助成制度を通じた新しい活動が展開されていくことへの期待が膨らみました。
 最後に、ご応募いただきましたすべての団体の更なるご活躍と発展を祈念申し上げます。

神奈川地区

<中央ろうきん>会員団体

 多種多様な団体が存在し、それぞれ個性的な活動をされていることに驚きました。
 応募書類からは活動に対する熱い思いが感じられ、選考委員会では、様々な視点から意見が交わされ難しい選考となりました。
 本助成制度を通じ、活動されている様々な事業について、多くの方に知っていただくための多様な情報チャンネルが必要であると改めて感じるとともに、どの事業も素晴らしく、助成の対象とならなかった団体も含め、今後も継続的に活動されることを願います。
 今後の関心として、助成対象となった団体がどのような活動をしたか、もしくは、その成果のフィードバックが明確に得られるかどうかが重要になってくると感じています。

地域NPO支援組織

 この度の助成制度“カナエルチカラ”は、<中央ろうきん>職員皆さまの発意をカタチにしたものと聞きました。「生きるたのしみ」と「働くよろこび」をキーワードとし、団体の新しい取組みを中心に、神奈川地区では多くの非営利法人の応募がありました。それぞれの組織が見据えた様々な課題の解決に向け、非営利法人ならではの発想は、新鮮でワクワクしました。
 今回の選考にあたり着目させていただいたのは、ワクワクを叶えるための組織としての基礎体力です。“カナエルチカラ”を持った皆さんの活躍を期待しています。

<中央ろうきん>神奈川県本部

 私たちが暮らす社会や地域には、様々な問題や課題がありますが、それらに向き合い問題解決に取り組まれている団体が多くある事を改めて感じました。どの団体も素晴らしい活動で、応募書類から皆様の熱い想いが伝わり選考は非常に難しく悩みました。
 選考結果にかかわらず、ご応募いただきました全ての団体の更なるご活躍と皆さまの活動により「~生きるたのしみ、働くよろこび~」を感じられる社会が広がることを心よりお祈り申し上げます。

山梨地区

<中央ろうきん>会員団体

 今回、都県選考に携わらせいただき、テーマである「~生きるたのしみ、働くよろこび~」に対する様々な形での活動を知り、大変貴重な経験をさせていただきました。各団体とも事業に係る課題を把握し、しっかりとした計画を立て、目標実現に向けた強い思いを感じました。これから活動していく中で、地域の人々や様々な団体とも協力して、参加する人たちがこの事業を通して生き生きと、また楽しく活動できる事業にしていただきたいと思っています。

地域NPO支援組織

 本助成制度の都県選考を通じて、応募団体の多様なスタイルと創造的なアプローチに“未来への可能性”をとても強く感じました。
 併せて、今回、助成対象となった団体の活動成果を披露する機会を山梨地区につくりたいと思いました。また、次の公募説明会には、より多くの団体に参加いただき、本助成制度を知ってもらいたいと感じました。微力ながらお手伝いさせていただきます。

<中央ろうきん>山梨県本部

 小さくても地道に活動を続けている団体やダイナミックに活動を展開している団体など様々ですが、社会における諸課題に向き合い、行政や他団体と連携するなど活動を粘り強く実践されていることに感銘いたしました。
 選考をするにあたり、本助成制度のテーマである「~生きるたのしみ、働くよろこび~」をキーワードに、事業の実現性・発展性を重点に選考いたしました。応募団体が、障がい者・精神疾患者・未就労者への支援など現存する課題に取り組み、地域社会とのパイプ役となっています。今後も更なる活動の充実と発展を期待しています。